初心者

海釣りを始める時に必要な釣具を初心者向けに徹底解説!ここですべてが揃う

釣りを始めてみたいけど、

  • 何を揃えたらいいか分からない
  • そもそもどんな道具があるの?
  • 揃えるのに必要な費用は?
  • 初心者にお勧めの釣具は?

などなど、初めての釣りは疑問だらけです。

筆者もそうでしたので気持ちが分かります。

急に子供に連れて行ってと言われた、そこのお父さん、お母さん!安心してください!

この記事を読めば、すべての釣具を揃えることができます!

釣具を揃えた場合の費用が気になると思いますので、先にお伝えすると”おおよそ1万円から~2万円”で揃えることが可能です。ただし、前提として初心者の方が始めやすい釣りとして人気の”サビキ釣り”をする場合とお考え下さい。こだわれば10万越えのリールもある世界ですので、、、

下記のように、最低限必要な釣具がセットになってる商品もありますので「今回限りの釣り」や「年1~2回の釣り」であれば、こちらを買ってしまうのが面倒もなくオススメです。セット商品とはいっても大手メーカーのダイワ製のタックル(竿、リール)ですので安心して使うことができます。

「商品はComing Soon」

前置きが長くなりましたが解説を始めていきます。
では、まいりましょう!

釣りをするために必要な道具

釣りをするだけであれば、必要になる道具は
・釣竿
・リール
・ライン(糸)
・えさ(ルアー含む)
があれば出来てしまうのですが、「あると便利な道具」「ケガ予防の道具」も一緒にご紹介していきます。

釣竿

竿が曲がった時の反発を利用してルアーをより遠くに飛ばしたリ、魚が掛かった時に竿が曲がることで、常にラインが張った状態となり、魚を疲れさせると共にラインの緩みによるバラシを軽減してくれる道具です

各メーカーごとに色々な種類の釣竿が販売されていて迷ってしまいますね。
どのメーカーも「シーバスロッド」や「アジングロッド」など魚種に合わせた竿が販売されていますので、基本的には”自分が釣りたい魚種選んでから”竿を選んでいくことになります。

が!!魚種ごとに竿を買っていてはお金がいくら有っても足りませんし、初心者のうちは釣りたい魚が決まっていない事も多いので何にでも使える”万能ロッド”を探したくなりますよね!

筆者もその一人でしたので、筆者の思う万能ロッド「ショアジギングロッド」をご紹介しておきます。


オススメ理由

  1. ルアー釣りに利用できる
  2. サビキ釣り(餌釣り全般)に利用できる
  3. 投げ釣りに利用できる
  4. 泳がせ釣りに利用できる

もともと、ルアー釣りを想定している釣竿でブリ系やヒラマサなどの大型の青物を釣り上げるパワーを持っているので、上記で上げたような釣り方にも応用が可能になります。
竿の硬さが数種類ありメーカーによっても多少の違いはあるのですが、万能ロッドとして使うのであれば硬さは「M」または「MH」がおすすめです。

筆者は「シマノ コルトスナイパーBB S100M-3」を愛用しており硬さは「M」を使用しています。

リール

糸を巻くための道具で「スピニングリール」と「ベイトリール」があります。
違いを簡単に解説すると

  • スピニングリール:使い方が簡単で初心者から上級者まで誰でも使える。
  • ベイトリール:技術(サミング)が必要だが投げる動作をスピーディーに行えるため、手返し良くルアーを投げることができる。

海釣りではスピニングリールが多く、バス釣りではスピニングリールに加えてベイトリールが増える印象です。もちろん、どちらのリールも特定の釣り以外に使ってはいけないわけではないのですが、リールの特性(メリット、デメリット)などによる違いから結果的に上記のようになっているのだと思います。

ドラグ

リールにはドラグという機能が備わっており、設定した以上の力でラインが引っ張られるとスプールが逆回転し放出されるように作られています。
これは魚との綱引きで想定以上の力が加わった際にラインブレイクを防ぐ目的があります。ですので、ドラグ設定はおのずと糸の引張強度よりも弱く設定することを覚えておきましょう。

ライン(糸)

ラインは「太さ」や「素材」の違いによって「強度」や「特性」が変わっています。
主な種類は
・PEライン(比重:軽い)
・ナイロンライン
・エステルライン
・フロロカーボンライン(比重:重い)
となります。

素材による特性の違いは、「比重」「強度」「伸縮度」などです。
例えば比重の違いですと、先ほど紹介したラインの種類で下に行くほど比重が重くなるため水に沈みやすくなります。
海釣りで多く使われているラインはPEラインになってくると思います。特にルアーを投げている人はほとんどがPEラインじゃないでしょうか。だからと言ってPEラインにこだわる必要はなく「サビキ釣り」や「ちょい投げ釣り」であれば2号~3号のナイロンラインで何の問題もなく釣りが楽しめます。初めのうちは最初からリールにラインが巻いてあるセットを買ってしまうのがおすすめです。
PEラインは特に高価なものも多い為、今後ルアーを使った釣りをしたくなったら「PEライン」も考えていきましょう。

えさ(ルアー含む)

餌の種類は大まかに分けて「活き餌」「冷凍餌」「疑似餌(ルアー)」があります。

活き餌

「イソメ」「ゴカイ」などの虫エサが釣具店でよく売られています。
他にも泳がせ釣りに使うために「アジ」が売られていたりしますが、ポンプなどを利用して生かしたまま運ぶ必要があるので初心者には不向きです。
現地調達することも可能で「カニ」や岸壁に張り付いた「カキ」などを利用する方法もあります。
「この餌でも釣れるかな?」と色々試してみるのも面白いかもしれませんね!

冷凍餌

コマセ(アミエビ)、エビ、アサリ、イカなどがあります。
特に「コマセ」はサビキ釣りで使うため、初心者の方が一番多く利用する餌となります。
「エビ」「アサリ」「イカ」は投げ釣りや穴釣りなどに使うことができます。

ワンポイント!
「コマセ」は溶けるまでに時間がかかるので、早めに購入しておきましょう。
釣り場についても溶けなていない場合は、バケツに海水を汲んで袋ごと沈めておくと早く溶かすことができます。

疑似餌(ルアー)

ルアーを生きた魚のように動かすことで魚を誘います。
ただ魚を釣りたいのであればリアルな餌のほうが圧倒的に釣れますので、どちらかといえばゲーム性を重視した釣りになります。その分、自分が動かしたルアーで釣れた時の嬉しさは半端ないです!

「どんなルアーが釣れるの?」という質問が多くみられますが、特定のルアーだけを持っていれば釣れるというわけではありません。というのも、ルアーサイズを決める方法のひとつで「マッチ・ザ・ベイト」という考え方あり、魚が食べているベイト(餌)の大きさによってルアーサイズを決めるというものです。この考え方からも分かるように、ルアーサイズを複数持っていなければ現場で合わせることができませんので、自然と所持数が多くなっていきます。

ルアー収集が目的になることもしばしば、、、(笑)

あると便利、ケガ予防にもなる道具

魚が釣れた後の処理に使える道具を紹介していきます。

バッカンバケツ

持ち手の部分にロープをつけて海水を汲み上げるための道具で、上蓋の有り・無しや蓋がメッシュ構造の種類があります。
釣れた魚の血抜に使ったり、釣り場がコマセで汚れますので最後海水で流すために利用できます。

おすすめは蓋がメッシュ構造のバッカンです。
魚を入れたときに蓋を閉めれば飛び出すのを防げますし、通常魚を生かすためにはエアーポンプを利用し酸素を送る必要があるのですが、メッシュ構造の利点を活用してバケツごと海中に沈めて置けばポンプを使わずに生かすことも可能となりますので便利です。

フィッシュグリップ(魚ばさみ)

魚を掴むときに使う道具です。魚にはヒレ等に鋭いトゲや毒を持つものが多くいます。

例えば「サビキ釣り」でよく釣れる鯖(サバ)も実はお尻のあたりにトゲがあり、針を外そうと掴んだ時に魚が暴れて痛い思いをしたことがあります。また、魚にとって人の体温は火傷するレベルなのでフィッシュグリップを使うことで優しく接することができます。

魚に触れずに処理できるのでケガ防止にもなりますし、なにより手が汚れないメリットもあるので可能な限りフィッシュグリップを使いましょう!

クーラーボックス

お弁当や飲み物を保冷して置いたり、釣れた魚を鮮度良く持ち帰るときに使います。できれば毎度「釣れた魚を鮮度良く持ち帰る」ために使いたい筆者です。。

ワンポイント!
魚を鮮度良く持ち帰るために、釣り場についたら「潮氷」を作りましょう。
潮氷の作り方は簡単で、クーラボックスの中に前もって用意した氷を入れて置き、そこに現場で調達した海水を入れれば出来上がりです。

ポイントは
・必ず海水を使うこと
・氷は袋のまま入れること

海水を入れる理由は浸透圧が関係しており、真水ですと魚がふやけてしまうので良くありません。
氷も袋のまま入れることで解けても塩分濃度を変えずに済みます。氷を買うのも勿体ないのでご自宅でペットボトル氷を作て置いた方がいいでしょう

釣りが終わったら海水を抜いて持ち帰ります。氷が解けてしまっていたらコンビニなどで補充をしましょう。

手洗い用の水・石鹸

初心者のうちは忘れがちです。少なくとも筆者は良く忘れてました。
無ければ無いで何とかなりますが、海水や魚を触った手で車に乗らないといけないのは抵抗がありますので、是非皆さんは忘れないようにしましょう。
2Lのペットボトルがあるだけでも違います。

まとめ

費用について

釣具を揃えるために必要な費用は初心者向けに人気のある「サビキ釣り」をする場合で、おおよそ1万円から2万円程度です。
釣具セットも販売されているのでうまく活用しましょう。

釣りを始めるために最低限必要な道具


釣竿

釣竿は竿が曲がることで魚の力をいなしたりラインを緩めないため道具です。魚種によって異なる竿がありますが、万能な竿として「ショアジギングロッド」がおすすめです。

リール

リールは糸を巻くための道具で、スピニングリールとベイトリールの2種類があります。どちらも特性が異なるため、用途に応じて選びましょう。

リールにはドラグという機能があり、魚との綱引きで力がかかった際にラインが逆回転し、ラインブレイクを防ぐ役割を果たします。

ライン

ラインは太さや素材によって特性が変わり、比重、強度、などに違いがあります。

・PEライン(比重:軽い)
・ナイロンライン
・エステルライン
・フロロカーボンライン(比重:重い)

えさ(ルアー含む)

餌には活き餌や冷凍餌、疑似餌(ルアー)があります。

活き餌や冷凍餌は釣り方や魚の種類によって選びます。

疑似餌はルアーを使って魚を誘い釣る方法で、ゲーム性があります。

あると便利、ケガ予防にもなる道具

  1. バッカンバケツ: 釣った魚の血抜きやコマセの準備に使います。特に蓋がメッシュ構造のものが便利です。
  2. フィッシュグリップ(魚ばさみ): 魚を掴む際に使用し、トゲや毒から手を保護します。
  3. クーラーボックス: 釣った魚を鮮度よく持ち帰るために使用します。潮氷の作り方や使い方も覚えておきましょう。
  4. 手洗い用の水・石鹸:手洗い用の水や石鹸も忘れずに持参しましょう。

初めての釣りだからこそ適切な釣具と便利なアイテムを揃えることで、より快適に釣りを楽しむことができます。釣り道具の選び方や使い方をマスターし安全に釣りを楽しみましょう。

この記事を書いた人

ノリン

釣り好き、バイク好きの元整備士で、現在SE?をしていることから、勉強にもなるだろうと思いサイトを運営しています。
釣り歴は5年ですが、調べ物が大得意でいくつもの資料で調べた情報と少ない経験を執筆しています。
また、元整備士でホンダ カブ90にも乗っているので、バイクの修理・改造についての記事も執筆しています。
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